コンデンスリッチファット法(CRF)とは?
従来の脂肪注入は吸引した脂肪をそのまま使用するため、不純物が混ざっており、定着に時間がかかるものでした。
コンデンスリッチファット法は、定着に有利な細胞だけを濃縮(=コンデンス)して注入するため、通常の脂肪注入よりも高い定着率(生着率)が期待できます!
そして目元のシワやクマなど細かい部位に施術する場合は「マイクロコンデンスリッチファット法(マイクロCRF)」を使うことが多いみたいです。
コンデンス(濃縮)の方法
身体から吸引した脂肪を専用の遠心分離器にかけて、フィルターに通し、余分な水分や排泄オイルを除去して加工し、脂肪をジェル状に濃縮。
良質な成分だけが残るので、定着率が高くなるんですね😄🎶
主な施術方法
太ももやお腹から脂肪を吸引し、使用できない細胞(死活・老化細胞)を分離させて、健全な脂肪細胞だけを注入します。
施術時間は1、2時間程度で、麻酔を使用するため痛みはありません😄
対応部位
眉間・額・目じり・目元のシワ、マリオネットライン、頬のコケ、目の下のデコボコ、目の上のくぼみ、くちびる、涙袋、鼻筋・・・など様々なお悩みに効果があります😍🎶
あと、コンデンスリッチファット法は大きな脂肪塊を注入するので、特に効果があるのは豊胸やヒップなどで、大量ボリュームアップが可能です😊
ダウンタイム
個人差がありますが、注射した部分に約1~2週間腫れと内出血が起きることがあります。
また、脂肪を採取した部分は約2週間腫れることがあります。
この間は激しい運動などは控えましょう😊
コンデンスリッチファット法の特性
肌の若返り効果
大量の成長因子、良質な幹細胞を含んでいるため、注入後、周辺組織が活性化し、お肌の若返り効果が期待できます。
血流やコラーゲンの増加により、肌の組織再生が見込めるため、皮膚のハリの戻りや、肌の質感の改善にも効果があります。
定着率が高い
顔の場合、通常の脂肪注入が約40~50パーセントと言われているのに比べて、コンデンスリッチファット法は約80パーセントと言われており、定着率がとても高いと言えます。
長い持続効果
注入し定着した脂肪は、体内に吸収されずに半永久的に残るので、持続期間が長く繰り返し施術を受ける必要がありません。
平均価格帯
約20万~30万円
※注入量や部位によって変動があります。
また、クリニックによっては別途、麻酔代やお薬代などがかかることもあります。
コンデンスリッチファット法のメリット
安全な治療法
自分の脂肪を使用するのでアレルギー反応が起きず、とても安全です。
異物を入れるのとは違い、拒絶反応のリスクもありません😄
仕上がりが自然
使用する脂肪は柔らかいので、注入後も見た目と感触がとても自然になります。
周りにもバレにくいですよ!
コンデンスリッチファット法のデメリット
施術料金が高い
効果が高く、持続性もありますが、その分施術費用がとても高額になります。
「安く済ませたいなぁ」という方にはあまり向いていないかもしれません😭
効果に個人差がある
注入した脂肪が定着し、思った通りの仕上がりになる方がいれば、脂肪があまり定着せず、効果を感じなかったという方もいます。
コンデンスリッチファット法って本当に効果がある?
最近では、コンデンスリッチファット法には「効果がない」として施術を行っていないクリニックもあります。
吸引した脂肪を遠心分離器にかけると強い圧力がかかるため、脂肪細胞の生存能が低下してしまい、そのために脂肪の定着率が落ちるのではないかという考えから、遠心分離器にかけずに脂肪をフィルターに通して濃縮加工させたものを注入する方法を取り入れるクリニックが、海外では主流になってきているという話もあります。
いずれにせよ、自身の脂肪を精製して使用するという点では同じ施術方法であり、体に負担が少ない方法であることは間違いないと言えるでしょう。